「写経会」初参加レポート
こんにちは。
ブリッジライターNAOです。
この記事では、先週の節分の日に参加した
大龍寺(早稲田)での写経会の報告となります^^
上のリンク先、
日本最大の神社お寺の投稿サイト『ホトカミ』の運営の方の口コミで知った、
早稲田駅からほど近い大龍寺で定期的に開催されるイベントです。
(フェイスブックのイベントページはこちら↓)
これまで不定期には開いていたそうなんですが、
参加者(檀家さんに限らず)の要望に応えて、今年から6週間に1回、土曜の15時〜17時で定期的に行われます!
よろしかったら一緒に参加しましょう〜^o^
というわけで、
写経初体験の様子のレポートをしてみたいと思います^^
道路に面した大龍寺に到着。
(曹洞宗のお寺ですが、別の宗派の人でも、もちろん仏教徒でなくても参加できます)
階段を登ってすぐ、こちらのスペースでやります。
畳の美しさが印象的!
教えてくださるのはこの方。
この記事読んで、そして実際に実物のご本人にお会いもして、
見た目はもしかして同世代か少し上くらい(30代半ば〜40前後)かもなぁ
とか思ったんですけど、
連れてきてくれたホトカミのライターさん(上の記事を書いてます)によると、
「実は全然そんなことないです。お子さんもけっこう大きいです」とのこと^^;
若い!(肌艶とか声質とか)
そんな太田住職から、
写経を始める前にいくつかポイントを教えていただきました。
・「自分なり」ではない。とにかくお手本通りに書く(=写す)こと。そうしないと伝言ゲームのように、何回か写経を経ると、全然違ったものに変わってしまう。
・1文字1文字に仏が宿るので心を込める。
・写経という行為は、お経に対する接し方・向き合い方の一つ
・下手でもいいから、丁寧に。
そして「四弘誓願」というものを唱えていただき、
いよいよ開始。
写すお経は最もポピュラーな「般若心経」です。
「とにかくお手本通り、丁寧に」
そう言われたので、張り切って完璧に、一字、一字ずつ、
・・いやむしろ一画、一画ずつ筆を整え、
とめ、ハネ、線の太さ、
文字のあらゆるところを気をつけていたら・・
(※それでも完全にコピーするって無理なんですね〜)
隣の人(ホトカミのデザイナーさん)をちらっと見てみると、
僕の倍近く進んでいる・・!
ちょっと焦りましたが、
「いや、早さは関係ないはず!
1字1字を丁寧に書いているこの時間自体に意味があるはず!」
と思ってペースを変えず。時計さえも見ず。
でも開始時に正座だった姿勢は、なるべく保とう保とうとしても、
5行目辺りでギブアップ・・
たった5行!?と自分でも正座の不慣れさ・辛さに驚きましたが、
この時に気が付いてもよかったかもしれません。
あっという間に思えた時間も、実際はすごく長い時間だということに。
(どうやらたぶん、1時間ほどは正座で頑張っていたようです)
残り時間は足をあぐらなどに崩しながら、
同じく丁寧に書いていましたが、
あえて時刻を知らないままにしていたものの、やはり時間が気になってきました。
そして時計を見てみたら、
これまた驚愕!
もう間も無く終了じゃないですか!
ここまでしか進んでない!
初体験と言いつつ、実は以前に般若心経を勉強した際、
「鉛筆写経」なるものはやってみたんですよね。
その時もとにかく「丁寧に」を心がけましたが30分弱で書き上げたので、
まさか今回、2時間ほどかけてこんだけとは・・
そして隣の自分の倍くらい進んでいた人(ホトカミのデザイナーさん。同じく初参加)も、完成はしていないようです。
(でも早いな、と思いました)
住職から終了の合図があって、
写したお経をいったん全員分回収されます。
そこで分かったのは、これまた驚愕!
完成していないのは自分と隣の人だけ!
他の人たちは全員終わっていた!?
書き方(速度とか、心がけとか、時間意識とか)間違えたかな?
と不安になりましたが、
そこは太田住職、
全員で般若心経を唱えて、皆さんの書いたものに対して何か祈祷していただいた後の全員に向けてのお言葉で、
「書く速さは関係ない」の主旨を説明してくださいます。
ほっ^_^;
続きはまた次回来た時に途中から再開してもいいし、
今、居残って書いてもよいとのこと。
というわけで居残り組^^
まぁでも次の坐禅会までの間の時間でも終わる気が全然しないので、
早々とキリの良いところで切り上げて(笑)
早稲田の穴八幡に繰り出しました。
(節分の日は一陽来復御守り配布の最終日なのでどんな様子か気になりまして)
参加した記録用のスタンプカード
この文字で、今何回目なのか判別します。
千字文には、千の文字のうち、1つとして2回登場する文字は存在しないので。
初めて本格的な写経をやってみて、
足の痺れはきつかったですが、
それ以外は頭が空っぽになれて気持ちの良い時間でした!
また参加します!
それと最後に面白い、と思ったことを。
もう一度この画像を。
1行目の「般」と2行目の「般」、よく見ると、違います。
そして8行目の「無」の字、先頭のと下の方の、これもちょっと違います。
(たぶん他にも似た事例があると思います)
「実はもともとが厳密には少し違う字なのだろうか?」
という可能性も浮かびましたが、
あとで住職に質問して確認したところ、やはり
「同じ字です」
「何度も写経を繰り返した中で、やはりちょっとした書き写し間違いがあり、それがそのまま引き継がれた」
ということだそうです。
やっぱりそうなんだ。
DNAの転写ミスっぽくて面白い!!
(・・あれ?このフレーズって、意外と一般ウケしないんでしたっけ?笑
分子生物学を専門に学んだ人しかピンとこないですかね?)
この後18時からは、
引き続き「坐禅会」にも初参加したのですが、
そちらの方のレポートはまた来月にも参加するつもりなのでその際に〜
ブリッジライターNAO
◆読書録(『1分で読書』より)
◆神社仏閣参拝記録(『ホトカミ』より)
◆"粘菌的生き方"とは?(『インターネットと農業』より)