こんにちは。
ブリッジライターNAOです。
今回の記事は、
日記や報告やエッセイという感じではなく、
ちょっとした雑学メモです。
「論理学」という学問分野の
わかりやすい解説の練習みたいなものででしょうか。
つい先日とある勉強会(※後述)にて
「ラッセルのパラドックス」が話題の中に登場しまして、
話を聞けばすぐわかるのに、
なぜか自分で調べるとわからない!
という奇妙な感覚があったので
気まぐれでメモしておこうかと。
「自分で調べるとわからない」というのは、
ちょー難しく書いているんですよね(苦笑)
(ご参考までに↓)
その勉強会の講師の方(※後述)のように
普通に日本語で言葉を尽くして説明すればわかるのに、
なんでわざわざ分かりにくく書くんでしょうね?^^;;
まぁ、論理記号(数式)にもっと親しめば解決する問題ですが、
もっと万人受けする説明をしてみたいな〜
と思いまして、
まぁ面倒くさがらずに3回くらい読めば、
必ず、わかります!
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自分自身を要素に含まない集まり(①)というものを考えます。
それを例えば[集合r1]と名付けます。
改めて言い直すと、[集合r1]の中(要素)に[集合r1]自身はありません。
そういうものはいくらでも考えられるので、
r2、r3・・・とたくさんあります。
そのr1、r2、r3・・・これら(=自分自身を要素に含まない集まり)の
”全て”の集まりを[集合R]とします。②
(これは[集合R]の定義です。)②
さて、ここで2通りの場合を考えてみます。
[集合R]は、自分自身(つまり[集合R]のこと)を
自分の集合の中に
含んでいるのか、いないのか。
ではとりあえず、まずは、
[集合R]は、自分自身を集合の中に含んでいると仮定します。③
でもこれは、定義(①)に反します。
よって偽(矛盾)ですね。
改めて言いますと、
[集合R]は自分自身を[集合R]の要素の中に含んでいません。④
じゃあ、[集合R]は、自分自身を含んでいない集合なのだから、
集合Rの定義である①の通りです。
よって定義②より、[集合R]は[集合R]の要素です。⑤
あれ?
・・④と⑤が・・・・矛盾・・・・
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(「分かるかね?」って言われているみたい。笑)
どうですか?
え?わからない?
1回しか読んでないでしょ〜^^;
2回目は、②のあたりに注意して読んでみれば、
たぶん分かると思います。
何が「分かる」かって言いますと、
「あ、これは矛盾だわ。」
という実感が得られるってことです。
・・まぁでもやっぱり、
もっとわかりやすく説明することも
まだまだできますね。
具体例を出してみれば、
もうちょっと腑に落ちてくるはずなんですが、
文章が長くなってしまうのは避けられないんだよな・・
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さて、この記事の主目的は以上ですけど、
なんでこんな話題を?というのは、
「東大話法」「女性装の東大教授」で有名な
安冨歩さん

がゲスト講師にいらっしゃった勉強会に参加しまして。
(ご著書を2つ、要約したものはこちら。↓ )
wp.me
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その内容が素晴らしかったので、
次はその勉強会の報告の記事を書いてみたいと思います!
(今回のはその前の”ならし”というわけで^^)
それではまた^^/
※追記:その勉強会の記事を書きました。↓
bridge-writer.hatenablog.com
ブリッジライターNAO