【文字起こし】【参政党】街頭演説by神谷宗幣＠新橋2022年2月11日「日本を取り戻す」
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あいつは陰謀論者だ。右翼だ。そうやってレッテルを貼って発言を封じようとする。
大阪の維新の会というのができましてね。あの維新って名前つけたの僕ですからね。そういうことを橋下さんたちとですね、教育改革やろうとしたのが２００９年の時です。でも１年やっているうちに、だんだん方向性が変わってきて、「あれ橋下さんテレビで言っていることと違うじゃないか」っていうことに気づいたので、私は今の日本維新の会には入らずに、自分たちで龍馬プロジェクトって政治団体を作りました。当時民主党政権だったので、本当にこのままじゃ日本が終わると思ったからです。
そんな中で私たちは新しい政党を作って欲しいということで、例えば、赤尾さんたちや〜〜（聴き取れず）〜〜安倍晋三さんとか、そういった方々に、本当に日本人が日本人として誇れる、そういう政治をやってください、とお願いしにいったことがことが何度もあります。一度や二度じゃないんです。が、その時は私たちに経験もなく力もなかったので、新しい政治を作ることはできず、結局、先日お亡くなりになった、石原慎太郎さんがですね、橋下さんと組むっていうようになっちゃったんで、僕たちは、政党を作ることができなかった。
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仕方ないので僕は自民党から立候補しました。２０１２年です。安倍晋三さんが総裁になる時の選挙です。あの時のキーワードみなさん覚えてますか？キャッチコピー。「日本を取り戻す」でした。あれから１０年たちました。日本取り戻せましたかね？僕はむしろ失ったものが大きいと思いますよ。これに我慢がならなかったんです。１０年、ずっと我慢してきました。けれども一生懸命YouTubeなんかで配信をしてたら、僕に会う人が言うんです。「神谷さんどうして、日本の歴史とかちゃんと言ってて、政治の問題も知ってるのに、あなたは政治をやらないんですか？」そう言うことをおっしゃって、僕も自分で葛藤しました。一人で変えれるわけないじゃないか。みんなが気づいてくれなきゃできないよ。そんな思いで、２年ぐらい聞かないふりをしてたんです。しかし、今から4年前2018年ですね。一緒にやっていた人たちの中で、僕も協力するから、一緒にやろうよ。言ってくれる人がいて、この参政党の構想が生まれました。
そして、結党したのは２０２０年の４月１１日です。決して昨日今日、作った党じゃないんです。２年間かけて、約１万人の党員、まぁ当時は１万人いませんでしたが最初は３千人くらいの党員の方々と一緒に勉強してきました。なぜか？基本的な情報の共有がなければ、マスコミが設定した論点で議論しててもしょうがないからですよ。論点がズラされているから！日本の本質的な問題がなんなのかっていうことを、しっかりと教えてもらわないと、政治に参加できないんです！政治に参加できないんですよ。
おかしいこといっぱいあるじゃないですか。なんで日本人はこんなに一生懸命働いているのに、３０年も給料上がらないんですか？僕らが学生のね、大学出た時、２２年前、初任給２０万。今も大学生の初任給は２０万です。いいですか？この間アメリカの経済は２.５倍ぐらいに伸びて、アメリカ人の大学生の初任給は４５万です。だいたいね。コロナ禍に至っても上がっています。スイス人に至っては７０万円を超えてます。平均賃金ですよ。それだったら、経済的にお子さんやお孫さんを安定させたいんなら、スイスに行かせればいいんですよ。東大なんか行っても意味がない。日本のトヨタは第一の企業だけど、トヨタなんて世界ランキングでもう落ちて４２位だから！残念ながらトヨタはもう・・今必死にね、いろんなやっているけれど、日本一の企業も、なんか変なルール作られて潰されようとしてますよ。政府は全然助けないですよ。むしろ潰す方向に行ってますよ。トヨタが外資に買われたらどうします？みなさん。愛知県の経済ガタガタ。ね、東海地方ガタガタ。もっと言えば日本の経済ガタガタでしょ。もうその目の前まで来てますよ。なんで止めないんですか政治家は。なんでマスコミは国民の注意喚起をしないんですか？おかしいでしょ？スイス人の３分の１しか日本人は能力がないんですか？おかしいじゃないですか。
今回のコロナワクチンの問題も、ね、吉野（共同代表・吉野敏明氏）の方からお話あったと思いますけども、やっと子供のね、努力義務が外されたということで良かったですけど、みなさん、昨日から始まっているんですよ。妊婦に対して努力義務にするためのパブリックコメント始まってます。しかも募集期間４日間！声を聞く気がないんです国民の！勝手に意見を聞いたことにして、妊婦にもワクチンを推奨するんですって！おかしくないですか？おかしいでしょ？海外にいろんな事例出てるじゃないですか！なんでポジティブな報道だけして。いいですよ、ワクチンは効くという考えも、別に全部否定しません。そうですか、と思います。がしかし、おかしいと言っている声もあるんだから、ちゃんと両論併記でやってくださいよ！放送法に則って報道してくださいよ！おかしいじゃないですか。
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そして日本の教育。日本の若者たちは、もう日本の社会に希望を持ってません。１８歳の意識調査をすると、「日本の社会や政治は変えられますか？」って訊くとですね、インド人は８割の若者が「自分たちが変えられる」って答えます。アメリカとか中国は６５％の若者が変えられるって言います。日本の１８歳は１８％しか、変えられるって言わないんです。もう社会に出る前に、投票権を得る前に、どうせ政治なんて変えられないよね、どうせ選挙なんか行ったって無駄だよね、って１８歳の若者たちが諦めているのが日本。
中国とね、日本、人口１０倍くらい違いますよ。若者の数も違う。経済力も向こうは３倍になっちゃった。ね、１０倍の数あるし、意欲も、（日本は中国の）何分の１なんですよ。そんなのね、中国共産党の政治おかしいと思うけど、今のままいったら、もっと差を開かれますよ。むしろ我々が彼らの経済的影響下に入りますよ。日本の主要な大企業が、中国資本になっちゃいますよ。その時にこんなこと言っていたら、もう神谷さんやめて、って言われるんですよ。そんなこと言ったら会社に行けなくなるから。ね、今、ワクチン打たないとマスクしないと会社行けない会社クビになる、相談いっぱい来てるんですよ。それが今度は、中国共産党の悪口を言ったら、会社に行けなくなると、いうふうになったらみなさんいいんですか？
でも、こんなことちょっと昔前に言ったら陰謀論と言われたけど、今はもうなんかわかってきたんじゃないですか、みなさん。こういうことをちゃんとおかしいと思えて、みんなが議論できて、そして公の場でそれがちゃんと報道される、こう言う状況を作らないと、日本の政治は変わらない！何回選挙やっても一緒！
政治家や官僚がわかってないかというと、わかってる人います！でも、わかっているんだけど、言う勇気がない！日本の大人になくなったのは、特に私は男性だから、男性になくなったのは、勇気ですよ。むしろ女性の方が今勇気がある。本当にそう思います。参政党だって半分女性ですから。すごい比率ですよ。別に我々ジェンダーとかやってないんですよ。けどそれでもちゃんと半分女性の人達が入ってきてくれている。お母さんたちが自分たちでビラ配りをしてくれている。そういう人たちから、声あげていかないといけない。そしたら、国民が気づいたら変わるから！勇気がない政治家や官僚たちも背中を押されるから。
鬼滅の刃を観て泣いてる場合じゃない！煉獄さんに言われる場合じゃないんですよ。リアルな社会で、まず政治家や官僚や、企業の経営者が、心を燃やさないといけない！勇気を持たないといけない！私たちのような人間がこんなことしなくても、ちゃんと今立場のある人たちが動いてくれればそれでいいんですよ。そうなったら参政党は解散。それでいいんです。私の仲間に自民党員たくさんいます。私も自民党だったから。自民党がちゃんとやってくれればいいじゃないですか。でも中に入ったら言えないから！中に入ってこんなこと言ってたら公認剥奪ですよ。だからみんな家族もいるし事務所のスタッフもいるし、支援者の顔も立てないといけないから、言いたいこと言えないわけですよ。そういう人たちが、勇気を持って言えるような、そういう環境を作るもの参政党の仕事。
国民がきちっとした情報を持って、騙されないようになって、意見を言うようになって、そしてこうやってみんなが自分の意思で動くようになると、変わるんです。
既存の政党はそれをやってこなかった。政府の失策を叩くだけ。誰かのスキャンダルを叩くだけ。ね、その時は面白いですよ、パフォーマンスで。けどそれで日本変わるんですか？政治家の女性問題あげつらって、日本変わるんですか？ちょっとしたお金の不正を言って日本変わるんですか？変わらない。
変えるんだったら今私が申し上げたような、赤尾（共同代表）が言ったような、本質的な問題のところをなんでそうなっているの？と。なんでこんなに経済がおかしくなっているの？なんで一方的に報道が歪められているの？なんで教育がおかしくなって子供たちが勇気を持てないの？そういうことを根本的にみんなで情報共有し、これが絶対なんていう答えはないかもしれないけれど、おそらくこの辺だろう、ということをみんなが認識をしながら、政治に少しずつ関わっていく。そうして初めて、みんなが投票したい政党ができるんですよ。
国民が政治に参加するためには２つのものが必要です。正しい情報の共有。そしてその受け皿となる政党です。参政党は、その受け皿を作ろうと思って、私が声がけをして、いろんな方々に協力していただいて、４年間かけて、今、参議院選挙に挑もうとしています。
#参政党 ＃政党DIY
ブリッジライターNAO
