善意のバトン(再)
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つまり「〇年前の何月何日の投稿」ってやつでこんなのが出てきます。
善意のバトン 先日、#ディズニーシー にアフター6で行ったのですが、 #タワーオブテラー(落ちモノ系)の前で あらためて妻を尊敬することとなりました。 21時前、待ち時間情報を見て ギリギリ大丈夫だろうと駆けつけたタワーオブテ...
奥山 直輝さんの投稿 2015年10月25日
※このブログにてほぼ同文(少し修正)を転載します。
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先日、ディズニーシーにアフター6で行ったのですが、
タワーオブテラー(落ちモノ系)の前で
あらためて妻を尊敬することとなります。
21時前、待ち時間情報を見て
ギリギリ間に合うだろうと駆けつけたタワーオブテラー。
あと10秒早く着けば間に合っていただろう、
目の前で並び列の打ち止めとなりました。
しばしその門の前で2人して苦笑いでたたずんでいたところ・・
突然、外国の女性から話しかけられます。
不得意な英語なのでよく分からないですが、
聞き取れた単語から推測するに・・
「あなたたちこれに乗りたかったのよね?
私たち、行かなくちゃならないからこれあげる!
しかも5枚あるの。
あなたたちの方がうまく説明できるだろうから、
他の人にも渡してちょうだい」
たぶんこう言ってました。
(書くとなぜか米国ドラマ風に口調になる。笑)
ファストパスチケットです。
突然のことに言葉が出ず
(突然でなくても英語は出ないですが^^;)
「ワーオ!サンキュー」と絞り出すのが精一杯。
(普段、絶対ワ〜オなんて言わないのに、
外国人向けには出ちゃうんですね〜)
「すごいね」「ラッキーだね」
と嬉々として受け取り、
風のように去った外国人女性を見届けてから、
残り3枚を手渡す人を探しました。
僕らと同じく、走ってきたけど
目の前であぁ〜〜、となる人々が10組弱はいます。
う、う〜〜ん、目立つように渡すと他の人の目が気になる・・
しかも、3人組は見当たらない。
しかたなく、アトラクションから程よい距離に位置取りし、
トボトボ引き返す2人組に話しかけます。
妻が。
情けないけどこういうの苦手。^^;
(※僕1人だったら勇気出してやりますよ!たぶん、いや、きっと。)
予想以上に「ええ〜!ホントですかぁ〜!」
と喜んでもらえました^o^
さて、残り1枚。
・・お一人様って、いるの?
そりゃ園内にはたくさんいるのでしょうが、
明らかにこれに乗りたくて間に合わなった風の1人は、しばらく待てども来ません。
ここで僕はテンション的にひと段落して、
「1枚だけだと渡せないかな〜。
ま、2枚渡せたし役割果たしたよな。」
という感じになっちゃったのですが、
妻は「せっかくのこの善意、渡し切るぞ!」
とメラメラしています。
近くのベンチに1人で座っている人が何人かいますが、
カップルの一方を待ってるんじゃない?という雰囲気。
みんなスマホとにらめっこしています。
それでも妻は、その内の1人の女の子に突撃。
(ここは僕が行くとナンパに思われそうでビビってました)
残念ながらその人は、特にタワーオブテラーに乗りたい訳でなく、
誰かの待ちでした。
いったん少し離れて、
「もう諦める?」と僕は顔で語る(ほど表情筋豊かでないけど)のですが、妻は諦めきれない様子。
そうして「あと5分探そうか」というところで、
先ほどの1人の女の子が近づいてきて、
「すみません。私も1枚余ってるんです」と
ファストパスチケット!
え〜〜、マジで〜!
これは奇跡ですね〜
時間帯まで21時過ぎで同じだし!
2枚なら渡せそうな人は容易に見つけられます。
さっきと同じように、
駆けつけてきて、門の前で「あ〜〜」となって
トボトボ引き返す2人組に渡せました。
妻が。(苦笑。僕はどういたしまして担当)
こうして無事に善意のバトンを渡し切り、
シリキ・ウトゥンドゥの呪い(←タワー・オブ・テラーの演出)を受けてきました^^
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(転載ここまで)
ブリッジライターNAO
◆読書録(『1分で読書』より)
◆神社仏閣参拝記録(『ホトカミ』より)
◆"粘菌的生き方"とは?(『インターネットと農業』より)